比較的新しい時期に行った横浜のマンション改修

長期計画で大規模修繕に向け基金を積み立て

さて震災後の雨漏りでしたが、当初の処置において最上階への漏水が治まったために、そのまま様子をしばらく見ることとしました。
マンション改修会社の見立てでは、その後しばらくは大丈夫かもしれないが、10年を経過する前に徹底した防水工事を実施したほうが良いという意見でした。
そこで全入居者の了承を得て月々徴収している修繕積立金を各戸あたり1,500円増額し、大規模防水工事の実施を7年後に設定して臨時積立基金を創立することにしました。
未曾有の震災であったことから全体の関心も高く、この案は反対意見がほとんどなく可決されました。
総戸数が40戸という小規模であったこともうまく話が進んだポイントではないかと考えています。
この試算では7年間でおよそ500万円の修繕基金の上積みができましたので、安心して防水工事の発注をすることができる流れとなりました。
そして予定通り7年後にあたる2018年に、大規模修繕工事を兼ねたマンション屋上部の防水工事も行うことができたのです。
余裕をもって基金を積立したことで工事費用の心配もすることなくスムーズでした。

地震をきっかけに建物の総合診断をする : 長期計画で大規模修繕に向け基金を積み立て : 積立余剰金でマンションの価値を高める工事もできた